旅の服装は、旅先の気候に合わせて(夏の北海道、沖縄)

旅行の荷物で、ついついかさばってしまうのが衣類ではないでしょうか。

旅行中の荷物をコンパクトにするには、旅行先の気候を調べて最適な服装選びをすることが大切です。

たとえば、旅行先が寒い時期、暑い時期、また訪れる場所によってさまざまなシチュエーションを考えて、最適な服を用意できたら荷物も少なくなります。

そこで、荷物をコンパクトにするために、今回は、旅の服装の心得ポイントや旅先の気候にあわせた服選びのポイントを札幌と沖縄の旅行での服選びをテーマに服装選びにちょっとしたコツをご紹介していきます。

旅の服装心得

衣類の素材の選び方ポイント
衣服の枚数や生地を軽い素材で選ぶと、重量もスペースも極力抑えることがきます。
旅先では、お気に入りのお土産なども買うことも考えて、あらかじめ衣類の量は旅行の日数分を用意するのではなく、旅先で洗濯をすることを考えておけば量を減らすことが可能です。

たとえば、3日間の旅ならトップスを2種類、ボトムは1種類あれば、なんとか事足りる量ではないかと思います。
また、素材が分厚い重量のある服、例えばデニムのジャケットや革製品は生地が重くかさばりますので避けたいところです。

ジャージー素材のカットソーなどが、軽量な素材であるので旅行の衣服には適しています。

旅行先への移動で長時間座りっぱなしになることもありますので、そういう時はシワになりにくい素材の服を選ぶことをおすすめします。

旅先では、シワを伸ばすためにアイロンを使うのも時間がもったいないこともありますので、綿や麻の服の場合はナイロンやポリエステルなどが混じった素材の衣服を選ぶと良いと思います。

これらの素材であれば、バックに衣服をしまう時もシワを気にせずにいられるから便利です。

旅先でのシチュエーションも考えて服装選びのポイント
夏だからと言って、半袖短パンで旅に出かけるのは、あまり好ましくないこともあります。

たとえば、移動のための新幹線や飛行機利用時は、夏でもかなり冷房が効いていることでしょう。

つまり、旅行先では考えている以上に様々なシチュエーションで出くわすことがあります。
そこで、真夏のリゾートへの旅行でも、薄手のアウターを用意して、寒さ対策を考えておきましょう。

また、薄手のインナーを着回すことで、寒い時の体温調節だけでなく、シャツを重ね着するかたちで、同じ衣服でもおしゃれなコーデが楽しめます。
国内旅行の際、季節が同じでも旅行先によって、気温が異なることが結構あります。

荷造りの時に、行き先の天候を調べて衣服は準備するようにしてください。
常に、暑いとき寒いときを考え、脱ぎ着が簡単な服装コーディネートを考えて服装選びをするのも、旅先に合わせた服装選びの重要なポイントとなります。

旅先に合わせた服装選びのポイント
今回は、夏の気候をテーマに、北海道と沖縄の気候に合わせた服装選びをご紹介していきます。

夏の北海道の気候と服装選び

夏でも、なんとなく涼しいのでは?というイメージの北海道ですが、気温から見ますと平均的にみて、7月の最低気温は13.4℃、最高気温は30.5℃、8月の最低気温は19.1℃、最高気温が26.4℃です。

北国に短い夏が訪れます。8月に旅行をご検討中の方は、北海道の気候を事前にしっかり把握しておくことが大切です。
どのような服装が必要なのかを知っていれば、北海道の夏をより一層楽しめることでしょう。

気候の特徴
日中の最高気温が、30℃を超える真夏日があるものの、湿気が少ないので日陰に入れば過ごしやすいのが特徴です。

朝晩は、20℃前後まで気温は下がりますので熱帯夜で寝むれないということはないにしても、早朝深夜までの外出時には羽織るものが必要なくらい涼しくなることもあります。

夏とはいえ8月も下旬となりますと、帯広方面では日中30℃を超えでも夜には10℃近くまで下がることもあるようです。

ベストな服装スタイル
服装としては、基本的に半袖・半ズボンといったような、一般的な夏の服装で問題ありません。

薄手の長袖のシャツなども持参すると、冷房の効きすぎで肌寒さを感じた時などにも便利です。

注意点としては、日中は紫外線や熱中症対策のために帽子と日焼け止めを携帯して旅を楽しんでください。

また、気温は日中と夜の寒暖差がありますので、時間帯によって服装に気を配るようにしましょう。

早朝
薄手のカーディガンや綿のパーカーなど、半袖の上に羽織るものは必要です。
いわゆる、長袖に長ズボンと言ったスタイルがおすすめです。

夜/深夜
朝方と同様に、徐々に気温が下がっていきますので、羽織るものを夜にお出かけの際は必ず携帯してください。

8月下旬になりますと、日中と夜では気温が一気に下がる傾向にありますので、その時期に旅行するときは、秋の服装なども持参して旅行をお楽しみください。

夏の沖縄の気候と服装選び

沖縄は、6月中旬頃には梅雨が明けて暑い夏が始まります。
常夏の島と言われる沖縄の真夏の暑さは、亜熱帯地方の特徴として高温多湿で、気候が変わりやすいという特徴もあります。

沖縄の四季は、一般的には3~5月が春、6~8月が夏、9~11月が秋、そして12~2月が冬という風に区分けしますが、9月いっぱいは十分海水浴が楽しめるほど気温は高くなることもあります。

そして、日差しの強さは本州とは比較にならないくらい、強く肌に感じるかと思いますので、服装などはそれに対応する必要もあるでしょう。

沖縄旅行のベストな服装スタイルは、通気性が重要
まず、基本は温度調節ができる服装選びを心がけることです。

基本的な服装としては、半袖に半ズボン、サンダル履きでも良いかと思いますが、ホテルのレストランによってはソフトカジュアルな店もあると思いますので、そういう場所へ行く場合がありましたら、スラックスにデッキシューズのような靴を持っていくことをおすすめします。

そして、衣服は通気性の良い素材の服装を選んで、汗の発散と体内に熱がこもらないように気をつけましょう。

そういう意味では、長袖、長ズボンを持参する場合は、麻100%か麻綿混紡の素材の服装が通気性に富んでいますので好ましいと思われます。

ポリエステル素材の服は、通気性に難がありますので、極力避けたほうが良いでしょう。

なぜなら、日焼けをしたときにポリエステル素材の服装では、汗が発散できず群れてしまい、体内の熱がこもってしまい熱中症になる恐れもあるからです。

日よけ対策準備も重要な沖縄の夏
また、日よけ用の帽子を被るときも、通気性をポイントとして活用してください。

通気性の飛んでいる帽子としては、夏の定番である「麦わら帽子」や「パナマ帽」などがおすすめです。

麦わら帽子と言っても最近では、パナマ帽スタイルの商品もありますので、ファッション的にもおしゃれな感じをだすことができます。

また、商品によっては折りたためるものもありますので、旅先に持っていくにも荷物にならずに済みます。

ただ帽子を被る際には、こまめに帽子を脱ぎ頭の換気を忘れないようにしましょう。

そして、真夏の日射し除けに薄手のパーカー、もしくは薄手の麻のシャツなどがあると便利です。

ビーチやドライブ中でも、日射しをまともに受けてしまいますので、暑さを強く感じますし、日焼け止めを塗っていても直接日射しを浴びれば、体力の消耗も激しくなり疲れやすくなってしまいます。

基本的に、沖縄の暑い夏には涼しい服装を持参しつつ、日射し対策の服装や帽子などのアイテムも必需品と考えておきましょう。

まとめ

旅先の気候にあった軽くて動きやすく疲れない服を選ぶことは、荷物も軽く快適な旅を楽しむことができ重要なポイントです。

そして旅先では、写真を撮ることも多いでしょうから、それなりのおしゃれにも気を使って服装を決めてみてください。