世界遺産 高野山 ~そっと手を合わせたくなる旅がある~(和歌山県高野町)

壇上伽藍

高野山は、和歌山県北部、和歌山県伊都郡高野町にある周囲を1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの平坦地に位置する。平安時代の弘仁7年(816年)に嵯峨天皇から空海(弘法大師)が下賜され、修禅の道場として開いた日本仏教における聖地の1つである。

現在は「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市を形成している。

山内の寺院数は高野山真言宗総本山金剛峯寺(山号は高野山)、大本山宝寿院のほか、子院が117か寺に及び、その約半数が宿坊を兼ねている。

奥之院

これより弘法大師御廟までの約2kmの参道両側には、何百年も経た老杉が高くそびえ、そのもとには、20万基を超える墓碑が並び大師信仰の厚さをうかがわせます。

高野山 奥之院

高野山 奥之院【写真提供:(一社)高野町観光協会】

高野山 奥之院

高野山 奥之院【写真提供:(一社)高野町観光協会】

(基本情報)
・拝観時間:なし。但し、燈籠堂は下記時間となります。
 ―受付時間:午前8時30分~午後5時30分
 ―燈籠堂開扉時間:午前6時~午後5時30分
※注意: 1月1日:午前0時~午前2時頃まで再度開扉します。
    8月13日:萬燈供養会には午後7時~午後9時まで再度開扉します。
 ―納経受付時間:5月~10月:午前8時~午後5時
     11月~4月:午前8時30分~午後4時30分
・お問合せ先:奥之院納経所・TEL:0736-56-2002

壇上伽藍

お大師さまが高野山をご開創された折、真っ先に整備へ着手した場所です。お大師さまが実際に土を踏みしめ、密教思想に基づく塔・堂の建立に心血を注がれました。
その壇上伽藍は、〈胎蔵曼荼羅〉の世界を表しているといわれています。
壇上伽藍境内には、写真の根本大塔・金堂・御影堂をはじめ、国宝不動堂他、密教思想に基づく堂・塔が建立されています。

高野山 壇上伽藍

高野山 壇上伽藍【写真提供:(一社)高野町観光協会】

(基本情報)
・金堂 : 拝観時間 (通年)午前8時30分~午後5時 拝観料金 一般:200円
・大塔 : 拝観時間 (通年)午前8時30分~午後5時 拝観料金 一般:200円
・伽藍御供所 : 受付時間 (通年)午前8時30分~午後5時
・住所    : 和歌山県伊都郡高野町高野山152
・TEL納経所 : 0736-56-3215

総本山金剛峯寺

このお寺の場所は真然大徳(しんぜんだいとく)のご住坊があったところでした。天承元年(1131年)10月17日には覺鑁(かくばん)上人が鳥羽上皇の勅許を得て小伝法院を建立され、その後の文禄2年(1593年)には豊臣秀吉公が亡き母堂の菩提を弔うため、木食応其上人(もくじきおうごしょうにん)に命じて建立されました。当時は、秀吉公の母堂の剃髪が納められたため、剃髪寺と名付けられたそうですが、のちにその名を青厳寺(せいがんじ)と呼び、応其上人の住坊となりました。その後は法印御房の住坊となり栄華を誇りましたが、再三の火災によって焼失し、現在の本殿は文久3年(1863年)に再建されました。

総本山金剛峯寺

総本山金剛峯寺【写真提供:(一社)高野町観光協会】

(基本情報)
・住所 : 和歌山県伊都郡高野町高野山600番地
・拝観時間:午前8時30分~午後5時  [-最終受付-]閉所時間の30分前
・拝観料金:500円、新別殿にてお茶のお接待付
・TEL:0736-56-2011

大門

高野山の入口にそびえ、一山の総門である大門。開創当時は現在の地より少し下った九十九折(つづらおり)谷に鳥居を建て、それを総門としていたそうです。
現在の建物は宝永2年(1705年)に再建されたもので、両脇には運長作の金剛力士像が安置されています。正面には「日々の影向(ようごう)を闕(かか)さずして、処々の遺跡を檢知す」という聯(れん)が掲げられています。
この聯は、「お大師さまは毎日御廟から姿を現され、所々を巡ってはわたしたちをお救いくださっている」という意味であり、同行二人信仰を表しています。

高野山 大門

高野山 大門【写真提供:(一社)高野町観光協会】

ろうそく祭

高野山万燈供養会(ろうそく祭り、 高野山奥之院で撮影)
ろうそく祭りは、高野山奥の院に眠る先祖代々数百万の御霊を供養するため、奥の院参道にろうそくを並べてお参りする高野山最大の行事です。
8月13日の夜、奥の院聖域には約10万本のろうそくが灯され、2㎞にわたる参道は光の川と化します。

高野山 ろうそく祭り

高野山 ろうそく祭り【写真提供:(一社)高野町観光協会】

高野山 ろうそく祭り

高野山 ろうそく祭り【写真提供:(一社)高野町観光協会】

(基本情報)
・日時:毎年8月13日19:00から21:00まで
※19時前後は混雑いたしますので少し時間をずらしてお越しいただくことを
お勧めします。
・場所:奥の院参道(一の橋から奥の院)
・注意事項
 ―17時から21時30分の間、一の橋参道入口付近が交通規制により車両が入ることができません。
 ―中の橋入口前と国道沿いに駐車スペースがありますが、台数に限りがございます。
できるだけ公共交通機関をご利用ください。

 ―ろうそくは、参道各所・一部の山内商店で無料にて受け渡しをしています。
 ―ろうそくの差込は、必ず参道脇のアルミホイルの敷いている箇所に差してください。
 ―無料提灯の配布はしておりません。
  中の橋テントにて販売提灯(1000円)があります。
 ―一の橋・中の橋テントにて祈心灯が500円で販売しています。
  ※祈心灯とは、時代・世代を問わず全ての人の祈りや心の願いを灯し、闇夜を照らす一縷の光の如く未来を照らす灯りのことです。
・問合せ:(一社)高野町観光協会
・TEL:0736-56-2468

奥之院

これより弘法大師御廟までの約2kmの参道両側には、何百年も経た老杉が高くそびえ、そのもとには、20万基を超える墓碑が並び大師信仰の厚さをうかがわせます。

高野山 奥之院

高野山 奥之院【写真提供:(一社)高野町観光協会】

高野山 奥之院

高野山 奥之院【写真提供:(一社)高野町観光協会】

(基本情報)
・拝観時間:なし。但し、燈籠堂は下記時間となります。
 ―受付時間:午前8時30分~午後5時30分
 ―燈籠堂開扉時間:午前6時~午後5時30分
※注意: 1月1日:午前0時~午前2時頃まで再度開扉します。
    8月13日:萬燈供養会には午後7時~午後9時まで再度開扉します。
 ―納経受付時間:5月~10月:午前8時~午後5時
     11月~4月:午前8時30分~午後4時30分
・お問合せ先:奥之院納経所・TEL:0736-56-2002

壇上伽藍

お大師さまが高野山をご開創された折、真っ先に整備へ着手した場所です。お大師さまが実際に土を踏みしめ、密教思想に基づく塔・堂の建立に心血を注がれました。
その壇上伽藍は、〈胎蔵曼荼羅〉の世界を表しているといわれています。
壇上伽藍境内には、写真の根本大塔・金堂・御影堂をはじめ、国宝不動堂他、密教思想に基づく堂・塔が建立されています。

高野山 壇上伽藍

高野山 壇上伽藍【写真提供:(一社)高野町観光協会】

(基本情報)
・金堂 : 拝観時間 (通年)午前8時30分~午後5時 拝観料金 一般:200円
・大塔 : 拝観時間 (通年)午前8時30分~午後5時 拝観料金 一般:200円
・伽藍御供所 : 受付時間 (通年)午前8時30分~午後5時
・住所    : 和歌山県伊都郡高野町高野山152
・TEL納経所 : 0736-56-3215

総本山金剛峯寺

このお寺の場所は真然大徳(しんぜんだいとく)のご住坊があったところでした。天承元年(1131年)10月17日には覺鑁(かくばん)上人が鳥羽上皇の勅許を得て小伝法院を建立され、その後の文禄2年(1593年)には豊臣秀吉公が亡き母堂の菩提を弔うため、木食応其上人(もくじきおうごしょうにん)に命じて建立されました。当時は、秀吉公の母堂の剃髪が納められたため、剃髪寺と名付けられたそうですが、のちにその名を青厳寺(せいがんじ)と呼び、応其上人の住坊となりました。その後は法印御房の住坊となり栄華を誇りましたが、再三の火災によって焼失し、現在の本殿は文久3年(1863年)に再建されました。

総本山金剛峯寺

総本山金剛峯寺【写真提供:(一社)高野町観光協会】

(基本情報)
・住所 : 和歌山県伊都郡高野町高野山600番地
・拝観時間:午前8時30分~午後5時  [-最終受付-]閉所時間の30分前
・拝観料金:500円、新別殿にてお茶のお接待付
・TEL:0736-56-2011

大門

高野山の入口にそびえ、一山の総門である大門。開創当時は現在の地より少し下った九十九折(つづらおり)谷に鳥居を建て、それを総門としていたそうです。
現在の建物は宝永2年(1705年)に再建されたもので、両脇には運長作の金剛力士像が安置されています。正面には「日々の影向(ようごう)を闕(かか)さずして、処々の遺跡を檢知す」という聯(れん)が掲げられています。
この聯は、「お大師さまは毎日御廟から姿を現され、所々を巡ってはわたしたちをお救いくださっている」という意味であり、同行二人信仰を表しています。

高野山 大門

高野山 大門【写真提供:(一社)高野町観光協会】

ろうそく祭

高野山万燈供養会(ろうそく祭り、 高野山奥之院で撮影)
ろうそく祭りは、高野山奥の院に眠る先祖代々数百万の御霊を供養するため、奥の院参道にろうそくを並べてお参りする高野山最大の行事です。
8月13日の夜、奥の院聖域には約10万本のろうそくが灯され、2㎞にわたる参道は光の川と化します。

高野山 ろうそく祭り

高野山 ろうそく祭り【写真提供:(一社)高野町観光協会】

高野山 ろうそく祭り

高野山 ろうそく祭り【写真提供:(一社)高野町観光協会】

(基本情報)
・日時:毎年8月13日19:00から21:00まで
※19時前後は混雑いたしますので少し時間をずらしてお越しいただくことを
お勧めします。
・場所:奥の院参道(一の橋から奥の院)
・注意事項
 ―17時から21時30分の間、一の橋参道入口付近が交通規制により車両が入ることができません。
 ―中の橋入口前と国道沿いに駐車スペースがありますが、台数に限りがございます。
できるだけ公共交通機関をご利用ください。

 ―ろうそくは、参道各所・一部の山内商店で無料にて受け渡しをしています。
 ―ろうそくの差込は、必ず参道脇のアルミホイルの敷いている箇所に差してください。
 ―無料提灯の配布はしておりません。
  中の橋テントにて販売提灯(1000円)があります。
 ―一の橋・中の橋テントにて祈心灯が500円で販売しています。
  ※祈心灯とは、時代・世代を問わず全ての人の祈りや心の願いを灯し、闇夜を照らす一縷の光の如く未来を照らす灯りのことです。
・問合せ:(一社)高野町観光協会
・TEL:0736-56-2468