地元の観光施設と訪れる人を繋ぐを担う｜世羅町観光協会

広島県世羅町の観光協会が運営する「道の駅世羅」。観光協会として、世羅の観光施設や産直市場、飲食店などを周遊する拠点としての役割を担いたいとの想いから、運営されているものです。そんな思いの観光協会が情報を発信するフェイスブックページは、観光協会の方々の「届けたい」の想いが伝わるページです。

【担当者は大変だけど、見る人は楽しい会場報告】
道の駅では、いろいろなイベントを行ったり、産直商品を販売したりしています。一般的に、イベントの会場風景を伝える写真は、複数枚一度に投稿されがちです。
撮り溜めしておいて報告するという感じになりがちですが、道の駅世羅のフェイスブックページでは、日に何度も撮ってはその都度投稿するという紹介方法を取っている投稿が見られました。
この方法だと担当者の方は、きっと大変だったと思いますが、見ている側やブース出展をしている側は、まとめではないので様子がよくわかり楽しめます。この投稿から、担当者の方自らがイベントを楽しんでいる様子や応援したい気持ちが垣間見れ、投稿を見る人もつい「おお、いいね♪」としてしまっているようです。

【人気のあるものは細かく報告、一番のファンであること】
広島県世羅町と言えば、広大なチューリップ畑や桜に藤と、花畑が多いことでも知られています。そして、その花々を見に県外から数多くの人が訪れます。
しかし、その花畑は、１つの観光地が次々と見せる花を入れ替えているのではなく、それぞれに持ち主がありエリアがあり、それを散策して楽しんでもらうものです。
ですから、核となるところからの情報発信は外部から訪れる人にとっては、自ら探し回らなくてもよくとても助かります。

観光協会が運営するフェイスブックページとして、現場と訪れる人をつなげる役割を果たしたいと思っておられる通り、天候に左右される花の開花状況から現在の様子などのリポートが細かくされ、現地を訪れる時間がなくても楽しむことができます。

これらの投稿から、単に情報をこまめに届けたいという思いだけではなく、担当者自身が各花畑の花の開花を待ち遠しくし、花が一面に咲き誇る様子を楽しみにしていることが伺えます。