鳥(とり)の栖(すみか)と書く、佐賀県鳥栖市にある観光コンベンション協会のフェイスブックページは、2011年6月に開設されました。いいね数はまだと少な700弱と少なめですが、更新はほぼ毎日行われ、しかも1日2回は更新している、担当者の熱意と工夫を感じられるフェイスブックページです。
フェイスブックページを更新するのに、担当となった方が一番頭を悩ませるのが何を投稿しようかということではないでしょうか。鳥栖観光コンベンション協会では、他のところが投稿した内容をシェアし、その問題を解決しています。
自分のところに関連する情報だけを提供するには限りがある。それを、ページを訪問する人に楽しんでもらえるような内容にすることにより、投稿するほうも楽になり更新頻度もUP。さらにそれが訪問者数を増やし、いいねの獲得数も増やします。
![syea](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/syea.jpg)
![syea2](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/syea2.jpg)
【キャラクターをワンポイントにし、写真をかわいく粋に演出】
写真は、視覚に訴えるための重要なアイテムです。きれいに、わかりやすく撮ることももちろん大事なことですが、思わず見入る、共感する、誰かに見せたくなる効果も必要です。鳥栖観光コンベンション協会では、協会のマスコットキャラクターを使い、誰もが思わずかわいい~と言ってしまいそうな写真を演出しています。
![とっとちゃん](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/40224e0a87c1f74221b2f6992aa43a71.jpg)
![とっとちゃん3](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/f2487461cb7d88042aef482ae2544e13.jpg)
【観光客onlyにこだわらない投稿内容で楽しく引き付ける】
観光地にかかわる方が、フェイスブックページを運用する目的は、一人でも多くの方に観光に来ていただきたいという思いが一番だと思います。しかし、観光地を盛り上げてたくさんの人に来ていただくためには、そこに住む方々の協力なくしては成り立ちません。
鳥栖観光コンベンション協会では、地元の人も驚くトリビアな話や、あの出来事の裏話を投稿することにより、地元の人も楽しんで訪問してもらえるようなページにしています。いいね数を増やすには、まず地元の人から。
![toribia](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/toribia.jpg)
![toribia3](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/toribia3.jpg)
![uraneta](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/uraneta.jpg)
【担当者の人柄が自ずとでる、見えない相手とコミュニケーションを取る】
担当者が若い。しゃれっ気がある。楽しそうでつい引き込まれる。見えない相手ともコミュニケーションが取れる。そんなことがうかがえるのが、鳥栖観光コンベンション協会のフェイスブックページです。
文章の末尾やカタカタ語の文字の使い方から、担当者の年齢が若いことが推測されます。文字だけでの情報発信は意外と担当者の人柄がにじみ出てくるものです。見えない相手とコミュニケーションを取る能力が必要になってくるのですが、苦手意識のある方は、マスコットなどを使い、キャラ設定をし、成りきって投稿するという方法を試してみてはいかがでしょうか。
![キャプチャ](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/66c19942ab4ba346fdb64ccc04cde373.jpg)
![キャプチャ2](https://mintabi.sakura.ne.jp/blog/wp-content/uploads/2015/10/44d29d2792be3bad9a9ed98c7bbb20d6.jpg)
鳥栖観光コンベンション協会のフェイスブックページはシェア上手で、話題が豊富。観光者だけではなく地元の人もつい見てしまうページ構成になっています。そのためには常にアンテナを張る、訪問者の目線となっていろいろなことに興味を持ち、担当者自身が楽しむことが重要なポイントです。