太平洋の赤道の北半球側に沿って点在する607の小さな島々と環礁からなる島嶼国、ミクロネシア連邦。一般的に、東・西カロリン諸島という名称でも知られています。その中にある4つの州の1つ。他3州にはラグーンがあり、本島以外にも離島がありますが、コスラエは島だけで1つの州を構成しています。ラグーン(内海)も離島もないコスラエは、島の周りを美しい珊瑚礁に囲まれています。
そんなコスラエ州政府観光局のフェイスブックページは、コスラエで唯一の旅行オペレーターが業務委託をされ管理しています。コスラエに移住した日本人が運営しているだけあり、いいね数は500弱とまだ少ないですが、コスラエに旅行に来た人たちとの心温まる交流が投稿コメントに見られるフェイスブックページです。
【ページ情報は会社の看板】
フェイスブックページをつくる際に、後回しにできるページ情報。ひとまず、フェイスブックページをオープンさせて後でゆっくり入れ込むという方も多いかと思います。ですが、ネット広告は公開した時点で誰が見ているかわからないもの。しかも継続して見るサイトと見ないサイトはほんの数分で決めてしまうユーザーが多い。そして、完成したことにホッとし後回しにしていると、その後予想外に入って来たコメントに返信したり、情報を投稿したりの作業に追われ、専用担当者が居ない場合はついつい変更作業を忘れてしまいます。
そんな部分を、コスラエ州政府観光局のフェイスブックページはきちんと整備され、わかりやすく記載しています。
【伝え方を選ぶ~瞬間的な画像では伝わらない部分は映像で伝える~】
動きのあるものは瞬間的な映像を写真でとらえるのは難しい場合が多く、知っている人にはわかる「図」になりがちです。それを動画に変えるだけで、動きのある映像にその場の音も入り、自ずと臨場感が伝わります。コスラエ州政府観光局のフェイスブックページで動画で紹介しているマングローブ・チャネル(水路)は、動画で見るからこそ水路を旅するゆったりとした心地よさが伝わります。
【共感を呼び未知のファンをつくるファンとの交流】
どんな素敵な情報があっても、ページ管理者の投稿だけで終わるページは、見ている側からすると魅力が半減します。フェイスブックページは、企業の広告宣伝をする役目を担っていますが、コミュニケーションツールであることも重要な役割です。コスラエ州政府観光局のフェイスブックページでは、コスラエに旅行に行ったことのある旅行者とのコメントのやり取りが随所に見られ、そのやり取りから親密さや心地よさが感じられ、安心感を得られます。
コスラエ州政府観光局フェイスブックページ
https://www.facebook.com/kosrae.jp/