宇治市は京都府の東南部分にあたり、東は滋賀県の大津市に、北は京都市に接しています。宇治市の中央には、宇治川が南北に流れ、平等院などの有名な歴史的な観光スポットやお茶の町としても有名であり、その落ち着いた風景が美しい町として有名です。
世界遺産の宇治上神社や平等院など数々の史跡に恵まれた宇治の観光と宇治茶を広めるために、『宇治茶と源氏物語のまち 宇治市(宇治市観光協会)』のフェイスブックページを2012年6月に開設。
2016年11月現在、いいね!数は約3,420件と順調に伸びを見せています。
更新ペースは、1~3日に1記事で宇治市のイベント中心に情報発信をしています。
【宇治市で行われるイベント情報を巧みに使う】
宇治市観光協会のフェイスブックページに投稿されている記事は、宇治茶にまつわる行事やスタンプラリーに鵜飼いなどのイベントを中心に展開しています。これらイベントの話題をチラシやイベント参加勧誘やイベント当日の風景などの情報提供を繰り返し行い、フェイスブック担当者が必ず悩む更新頻度を上げていくと言う使命に上手に応えていく工夫が見受けられます。
【視覚で伝える、伝わりやすい工夫】
フェイスブックページでのイベントは、場合によっては天候悪化などで中止せざる得ないこともあります。特にイベントなどはそれらの情報が行われるのかどうかを楽しみにしている人が、多くいらっしゃいます。
そうした理由から、イベントの中止や申込状況などは、頻繁にきちんとお知らせする体制が必要です。
その点、宇治市観光協会の投稿では、しっかりとされている投稿が多く見られます。
しかも、単に「中止」と投稿するのではなく、中止の理由を視覚的にアピールする工夫もされている点が良いと思います。
【観光客向けの情報だけでなく、地域活性化を目指す】
とかく観光協会主体のフェイスブックですと、どうしても外へ向けての情報が多くなりがちです。そこは、宇治市観光協会では地元の人たちへのアプローチもこうした番組PRの情報などをアップして、コミュニケーションを図っている努力がうかがわれます。
観光協会のフェイスブックだからと言って、観光案内的な情報だけを投稿するだけではなく、地域の人々への情報提供も色々心がけて、展開しているところが良いと思います。
宇治茶と源氏物語のまち 宇治市(宇治市観光協会)
https://www.facebook.com/kyoto.uji.kankou/