足寄町は十勝の東北部に位置し、東西66.5キロ、南北48.2キロと町村では日本一広い面積を持ち、市区町村の中でも第5位という広大で、豊かな自然に囲まれています。
自然の神秘が織りなす風景や、化石発掘など限りない夢とロマンを秘めた「北の大地」、それが足寄町です。
大地に広がる艶やかな芝桜が有名な「里見が丘公園」
季節になると、里見が丘公園にはツツジ1万本、桜1,000本が咲き誇ります。
5月下旬にシバザクラが満開を迎えるころ「足寄ふるさと花まつり」が開かれ、多くの人でにぎわいをみせます。
公園内のキャンプ場は、園内の高台にあり木々に囲まれた場所にあります。
キャンプ場内では、テントやバンガローで宿泊も可能で、バーベキューハウスなどで食事を楽しむことができることから、家族連れを中心に地元ではとても人気のあるキャンプ場です。
大自然が創りだす神秘的な風景が美しい「オンネトー」
北海道東部の阿寒摩周国立公園内の周囲2.5キロの湖「オンネトー」は、大自然に囲まれた環境にあり、自然環境や季節により湖面の色が様々に移り変わり、美しい景色を見せてくれます。
オンネトーの名前の由来はアイヌ語からきており「老いた・大きな沼」という意味を持っています。
澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わることから、別名「五色沼」とも呼ばれています。
湖面に波がないときに周りの景色が湖面に映りこむさまが、特に神秘的な景色へと様変わりします。
湖の周囲には散策路があり湖を周遊でき、オンネトーの西側には「湖畔展望台」もあり、湖と雌阿寒岳、阿寒富士を一望でき、足寄町へ訪れる人々に大人気のスポットとなっています。
時の流れのロマンを求めて楽しむ「足寄動物化石博物館」
半世紀前の1976年に最初の化石が発見されて以降、足寄は道内でも重要な考古学的スポットとなりました。
ここ「足寄動物化石博物館」では、化石から現在までの海獣の進化をテーマに、展示や研究活動を行っています。
最古の束柱類「アショロア」、古代この地域に生息していた謎の海岸生活者「デスモスチルス」、クジラの仲間の骨格標本など、迫力のある姿で展示されており、足寄で見る地球の歴史など、貴重な化石資料が丁寧に子どもにもわかりやすく紹介されています。
また館内の化石工房では、レプリカづくりや古生物模型づくりにミニ発掘などの体験メニューもあり訪れる人の人気を呼んでいます。