杉木立に囲まれた中に建つ「明通寺」
うっそうと繁る杉木立にひっそりと佇む明通寺は、国宝指定の本堂・三重塔、仏像など数多くの宝を擁しています。
806(大同元)年、京都の清水寺も創建したといわれる当時の征夷大将軍、坂上田村麻呂公によって創建されたと伝えられる古刹です。
豊かな自然に囲まれた境内は、季節ごと風情ある自然の美しさに彩られます。
海の奈良と呼ばれる小浜の町「三丁町」
若狭湾国定公園の中心に位置する小浜市には、百三十余りの寺院があり歴史と文化の町として繁栄を続けてきました。
市内には古い街並みが多く残り、小浜公園の近くには「三丁町」という昔の茶屋街が当時のままの面影を残しています。。
狭い路地の中、紅殻(べんがら)格子や出格子の家や料亭が軒を連ねる趣のある街並み。
小浜は、昔から京都と深いつながりもあり、生活様式や家屋にも京文化の影響を見受けることができます。
三丁町の風流で情緒的な風景には「いにしへの郷愁」を感じ、思わず立ち止まってしまうほどの魅力があります。
脈々と受け継がれる由緒ある放生祭(ほうぜまつり)
毎年9月中旬に行われる1200年余りの歴史をもつ、小浜市八幡神社の由緒ある祭りである「放生祭」。
放生とは、捕らえられた生き物の殺生を戒め、生き物を買い集めて放って、徳をつむという儀式のことです。
祭りは、山車、神楽、みこし、獅子舞、大太鼓が繰り出し、若狭随一のにぎわいを繰り広げます。
室町時代には、流鏑馬に管弦、江戸時代には相撲や能なども奉納されていたそうです。
現在「放生祭」は、県の無形民俗文化財に指定され、地域が守り続ける伝統行事として町の人々に脈々と受け継がれています。
小浜の名産珍味「小鯛のささ漬け」
7~8センチのサイズの小鯛を3枚におろして、塩と酢に漬け笹の葉を添えて、杉の木の香りが漂う小さい樽に詰めて作る「小鯛のささ漬け」は、小浜を代表する珍味です。
食べ頃は、樽に詰めて1~2日後で、そのままをわさびと醤油で刺身風に食すも良し、三杯酢で酢の物にして食べるのも美味しい小鯛の逸品です。
真冬の積雪と日本海の荒波が生んだ「鯖のへしこ」
「へしこ」とは、魚を塩と糠(ヌカ)で漬けこんで作ります。
その昔、小型漁船では真冬の漁場に天候不良で出られない日が多いため、貴重な動物性タンパク源として鯖を漬け込んで保存食として食べていました。
今でも、若狭の地域では保存食として各家庭で「へしこ」が食べられています。
塩辛さと糠の独特の旨みのある「へしこ」は、ご飯のおかずだけではなく酒の肴にも合う逸品です。
杉木立に囲まれた中に建つ「明通寺」
うっそうと繁る杉木立にひっそりと佇む明通寺は、国宝指定の本堂・三重塔、仏像など数多くの宝を擁しています。
806(大同元)年、京都の清水寺も創建したといわれる当時の征夷大将軍、坂上田村麻呂公によって創建されたと伝えられる古刹です。
豊かな自然に囲まれた境内は、季節ごと風情ある自然の美しさに彩られます。
海の奈良と呼ばれる小浜の町「三丁町」
若狭湾国定公園の中心に位置する小浜市には、百三十余りの寺院があり歴史と文化の町として繁栄を続けてきました。
市内には古い街並みが多く残り、小浜公園の近くには「三丁町」という昔の茶屋街が当時のままの面影を残しています。。
狭い路地の中、紅殻(べんがら)格子や出格子の家や料亭が軒を連ねる趣のある街並み。
小浜は、昔から京都と深いつながりもあり、生活様式や家屋にも京文化の影響を見受けることができます。
三丁町の風流で情緒的な風景には「いにしへの郷愁」を感じ、思わず立ち止まってしまうほどの魅力があります。
脈々と受け継がれる由緒ある放生祭(ほうぜまつり)
毎年9月中旬に行われる1200年余りの歴史をもつ、小浜市八幡神社の由緒ある祭りである「放生祭」。
放生とは、捕らえられた生き物の殺生を戒め、生き物を買い集めて放って、徳をつむという儀式のことです。
祭りは、山車、神楽、みこし、獅子舞、大太鼓が繰り出し、若狭随一のにぎわいを繰り広げます。
室町時代には、流鏑馬に管弦、江戸時代には相撲や能なども奉納されていたそうです。
現在「放生祭」は、県の無形民俗文化財に指定され、地域が守り続ける伝統行事として町の人々に脈々と受け継がれています。
小浜の名産珍味「小鯛のささ漬け」
7~8センチのサイズの小鯛を3枚におろして、塩と酢に漬け笹の葉を添えて、杉の木の香りが漂う小さい樽に詰めて作る「小鯛のささ漬け」は、小浜を代表する珍味です。
食べ頃は、樽に詰めて1~2日後で、そのままをわさびと醤油で刺身風に食すも良し、三杯酢で酢の物にして食べるのも美味しい小鯛の逸品です。
真冬の積雪と日本海の荒波が生んだ「鯖のへしこ」
「へしこ」とは、魚を塩と糠(ヌカ)で漬けこんで作ります。
その昔、小型漁船では真冬の漁場に天候不良で出られない日が多いため、貴重な動物性タンパク源として鯖を漬け込んで保存食として食べていました。
今でも、若狭の地域では保存食として各家庭で「へしこ」が食べられています。
塩辛さと糠の独特の旨みのある「へしこ」は、ご飯のおかずだけではなく酒の肴にも合う逸品です。