日本さくら名所百選「大法師公園」
大法師山にある大法師公園から、甲府盆地や八ヶ岳に富士山も一望できます。
そして春は、ここに咲き誇る全山2,000本のソメイヨシノ、サトザクラ、シダレザクラなどの桜の花が見事に咲き誇ります。
遠くから見ると、その小高い山頂は淡いピンク色に染まって見えるほど鮮やかでとても綺麗な風景です。
大法師公園では、桜の開花に合わせて毎年10日間程、「大法師さくら祭り」が開催されます。
お祭り期間中には、夜間にライトアップされ、昼間とは趣の違う夜桜を堪能できます。
富士川町、地域振興のイベント「甲州富士川まつり」
甲州富士川まつりは、富士川町で秋に行われる11月の大きなイベントです。
富士川町郷土料理「みみ」コーナーでは、郷土料理「みみ」を約3,000食を作り、来場者に振る舞われます。
模擬店に加え、話題のグルメ職人コーナーや特産品等の販売コーナー、有料ですが、熱気球搭乗コーナーで空からの散歩も楽しめます。
春に新緑、秋に紅葉が素晴らしい滝と吊り橋を満喫する「大柳川渓谷」
富士川町十谷地区には、豊かな自然あふれる渓谷「大柳川渓谷」があります。
この渓谷には、5つの滝と10本の吊り橋があり、澄んだ空気の中での渓谷トレッキングが楽しめます。
渓谷を眺められるテラスがある竜神橋。
全国的に珍しい「く」の字に曲がる階段橋の竜仙橋は、全長68mもある大柳川渓谷最大の吊り橋です。
トレッキングコース内には、その他にも観音様が宿るという言い伝えがある「観音滝」、5段に分かれ落ちてくる「五段の滝」など、見ても歩いても楽しめるポイントがたくさんあります。
散策は新緑の景色が清々しい5月頃から、色とりどりの紅葉が楽しめる11月頃までがおすすめです。
富士山を眺めながらの米作り「平林の棚田」
甲府盆地の西の外れ、櫛形山の麓に位置する富士川町平林地区には、富士山の見える棚田があります。
高低差のある棚田からは、正面に富士山が見えるという絵画のような風景です。
現在、富士川町では「富士山を眺めながら、平林の棚田でおいしいお米をつくりませんか?」という棚田オーナー制度を実施しています。
草花をたくさん愛でながら、トレッキングできる「櫛形山」
櫛形山は、甲府盆地の西端に位置しており、櫛を伏せたような形をしていることからその名前がついたそうです。
登山コースは4つあり、そのうちのひとつ「池の茶屋登山道」は、登山道まで車で移動でき、急な登り坂も少なく頂上までは1時間の登山コースです。
櫛形山の標高は2052mあり、雑木林とヒノキ林の登山道は、よく整備されていることで歩きやすく、カタクリやマイヅルソウ、バイケイソウの群落、マルバダケブキの群落など、季節ごとに様々な草花を愛でながら山歩きを楽しめます。
年に数回しか見られないからこそ、なおさら素晴らしい「ダイヤモンド富士」
ダイヤモンド富士とは、富士山頂からの輝く日の出がダイヤモンドのように見える現象のことです。
1年のうち、冬至の前後の短い期間にしか見ることができません。
富士川町では髙下(たかおり)地区が、ダイヤモンド富士の絶景ポイントとなっています。
「日出づる里」とも呼ばれる髙下地区からの富士の眺望は、関東の「富士見百景」に認定されています。